新築住宅を考える方へ ~大分のオヤジの日記~
建築士のオヤジが新築住宅の現状を考える日記です。

リビング階段

5月 2nd, 2018 by なべ

最近では、リビング内に階段を設けるリビングイン階段が多く取り入れられています。今までは玄関近くに設けられていた階段でしたが、リビング内に設けることで家族のコミュニケーションを増やすことができ、家族との時間をより大切にできるのです。

玄関近くに階段が設けられていると、子ども達が帰宅して直接二階の自室へ行くことができます。親は子どもがいつ帰宅したか分からなかったり、気づいた時は外出していたということもあったのです。しかし、リビング階段にすることで家族が集まるリビングを必ず通らなければ二階の自室へは行けません。そのためリビングで家族が顔を合わせる機会が自然と作り出され、会話も生まれやすくなるのです。会話がなくても親は子どもの表情を伺うことができるためちょっとした変化にも気づいてあげやすくなるのです。

このリビング階段は子どもの犯罪率を下げているというデータもあります。親がいるリビングを通して夜外出するのは子どもとしても気が引けるものです。リビング階段で家族のコミュケーションを大事にしたいものです。

私の友人には、来客時のことを考えリビング階段を止めたという人がいます。子どもが成長するとお友達が家に遊びに来る機会も増えますし、親のお客様を呼んでお茶や食事をすることもあります。このように来客時にお客様とお客様に関係のない家族が気まづくなるのを避けるためにリビング階段を止めたのです。リビング階段を設ける際には、この視線への対策をとっておきましょう。

そこで我が家は、まず入ってすぐの位置に階段を設けて、スムーズに二階へ上がれるようにしました。また、階段への動線となる部分とリビングとの境に格子の柱を3本設けて、互いの気になる視線を緩やかに遮られるようにしたのです。この木の柱がLDKのアクセントとなっていますし、気になる視線を遮られることで来客時の対応もばっちりです。リビング階段の魅力を最大限に感じられるようにしておきましょう。

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