新築住宅を考える方へ ~大分のオヤジの日記~
建築士のオヤジが新築住宅の現状を考える日記です。

コミュニケーションを考えたアイランド型キッチン

9月 17th, 2014 by なべ

住まいを新築する時、もちろん、LDKは日当たりや風通しがよく、開放的であることが大切なのですが、家事動線がスムーズにいくように、キッチンや水回りなどを配置することも大切です。キッチンのスペースが決まっても、どのような型のシステムキッチンを採用するかで、大いに悩むことがあります。システムキッチンの型には、壁に沿って、Ⅰ型やL型のシステムキッチンがあります。対面型のⅠ型、Ⅱ型のシステムキッチンもあります。もっと自由なアイランド型もあります。最近は、リビングやダイニングスペースにいる子どもたちを見守ることができ、容易にコミュニケーションを交わすことができる対面型のキッチンやアイランド型キッチンが人気です。

私の友人が住まいを新築する時、自分の母親と同居することが決まっていました。母親は変形性膝関節症を患っていますから、長い時間、立つことも、歩くこともつらいそうです。それでも、料理をすることが好きです。そこで、料理作りにも参加できるように、アイランド型キッチンを採用し、時々、座って休むことができるように、椅子も置けるようにしました。高齢になっても、女性は家事に参加することで、加齢による身体や心の機能が低下していくスピードを遅らせることができます。そのためには、無理することなく、家事に参加できる環境を整えることが大切になってきます。

リビングやダイニングに居る家族ともコミュニケーションをとることができますし、アイランド型キッチンにすることで、どの方向からも料理や配膳などに参加することができます。将来、万が一、車椅子で移動するようになっても、アイランド型キッチンを採用したことで、キッチン周りに余裕がありますので、料理に参加することもできます。アイランド型キッチンを採用すると、スペースが多く取られますが、ある程度、スペースを確保することができるなら、家事参加しやすいキッチンと言えます。

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